社名の由来MAGNOLIA ENGINEERING Co;ltd.
起業時、日本は東日本大震災の直後。日本中暗い話題ばかりで皆、明日への不安を抱え過ごす日々。
物流も完全には回復せず避難所で過ごす多くの方々、壊滅的な街、通行不能になった道、途絶えたインフラ、太平洋沿岸の工業地帯、港、石油化学施設、電力関連施設等深刻な状況にありました。
繰り返される悲惨なニュースの中、数少ない明るい話題の中に青森県の隣県、岩手県陸前高田市の奇跡の一本松の話題がありました。
7万本近い松の木の中、たった一本だけ震災の津波に耐え何もなくなってしまった海岸の空に何かを指し示すように生き残った奇跡の松。このニュースを見たときに植物の持つ生命力、力強さ、気高さを感じ会社名は植物から肖ろうと考えました。
MAGNOLIA モクレン科モクレン属の植物の総称。モクレン科と同定可能な植物は9500万年前にあったと言われている。
氷河期、造山運動、大陸移動に耐え進化し今もなお世界でその花を咲かせる。西洋の花言葉ではLove of nature:「自然への愛」perseverance:「忍耐」nobility:「崇高」dignity:「威厳」また、「持続性」という意味もあるこの植物の名をこれから復興していく東北で、街と一緒に育ち、たくさんの人々と共に花を咲かせる、そんな思いをこめ社名としようと考えました。